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2006年 06月 28日
『ガン呪縛…』に関する医師からのメール
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『ガン呪縛…』に関する医師からのメール
http://www.creative.co.jp/top/main3035.html

発送した本が届き始めたらしく、「感想メール」が相次いでいます。
そのなかには、ガン治療の現場に立つ医師によるメールもあり、
そこには、とても興味深い指摘がいくつかありましたので、
今日は、そのことについて少し書いてみたいと思います。

その方は、このサイトに連載してきた内容をすでに知っている医師ですが、
今回の連載が1冊の本というかたちでまとまったことに関して、
「感動」という言葉を用いてまず評価し、激励してくださいました。

その理由は、どうやら一貫して「千島学説」が、
ガン治療に対して明解な医学理論を打ち出してくれているという事実が、
1冊の本になったことで、より鮮明になったからのようでした。

そう思ったのは、医療の現場にある者こそが、
いまのガン治療に対して、数々の矛盾を強く感じているからでしょう。
ところがそういった疑問や矛盾が、千島学説によってたちまち氷解してしまう。
そのことがどうやら現役の医師に「感動」を与えたようでした。

そうです、数にすればほんのわずかかもしれませんが、
こころある医師たちは、医療の現場で絶えず矛盾を感じています。
以前、ある放射線治療の専門医はぼくの友人に対して、





「放射線でガンを殺しても、治ったとは言えない。
 それどころか、それが体全体に悪影響を与えることを知っているから、
 仕事として放射線治療を続けていくことを悩んだりもするが、
 そんなことを悩んでいては仕事にならない。
 私はこれまでたくさんのガン患者を殺してきた。
 そのことを思うと、いたたまれない気持ちにさせられる」

といった告白をしてくれたとのことです。
こういう話を聞くたびに、ぼくもいたたまれない気持ちにさせられます。

昨夜「感想メール」を送ってくださった医師は、
いまのガン治療の実態に関して、次のように書いています。

 最近、医療情勢はますます々厳しくなってきており、
 全体的には、手術から抗癌剤へと中心がシフトしてしてきております。
 また、現在の流れがさらに加速していくとしたならば、
 癌医療にどれほど多額なお金がかかるか想像もつきません。

「手術から抗癌剤へと中心がシフト」と、この方は書いておられますが、
ということは、「ガンは切り取っても治らない」ということに、
医療現場で徐々に気づいてきたからではないでしょうか。

これまでは、ガンは局所的なものであり、
その部分さえ切除すれば安心、といった認識がありましたが、
実はそうじゃないということが分かってきたのでしょう。
つまり、ガンは局所的なものではなく、全身的な病気であると。

要するに、千島学説的な見解に、現代医学が近づきつつあるわけです。

「ガン治療の中心が抗ガン剤にシフト」というのは、
まさにそのことを意味しており、
手術も放射線治療も、結局は「局所=ガン腫」を削除することであって、
それだけではガンは治らないということから、
全身のガン細胞を殺す「抗ガン剤」へとシフトしていっているのでしょう。

これは、「敵は部分(ガン腫)じゃない、身体全体だ!」
という認識が深まったからこそ始まった動きなのでしょうが、
しかし、抗ガン剤はガン細胞のみならず、全身の細胞にダメージを与えます。
その意味で、「現代医学はさらに危うい迷路にはまってしまった」
とも言えそうです。

こうした流れがさらに加速していくとしたならば、
「癌医療にどれほど多額なお金がかかるか想像もつきません」
と、昨夜の医師からのメールは懸念を述べています。

昨日の朝日新聞の「ガン連載」でも、
ガン患者家族の「経済問題」に触れていました。
いまでさえガン治療に多額のお金がかかっているというのに、
この先さらにお金がかかっていくとしたら、
しかも、患者の全額負担のアイテムが広がっていくとしたら、
ガン患者家族は、いのちとお金の両方の心配をしなければなりません。
そのことを、医師でさえ深刻な問題として捉えているのです。

そしてその医師は、メールでさらに続けます。

 一方、患者さんの中には、
 現代医学の矛盾に気が付いて、新しい方向を求める動きもあります。


このサイトの読者の中にも、そうした方がいらっしゃって、
ぼくのところにも、メールでその近況が伝えられています。
その方は、去年の4月に肝臓に2,5cmのガンが確認され、
さらに1cm位のガンが2個新たに発見されたそうですが、
もう14ヶ月間病院には通わず、
ぼくと同じように「千島学説的」な治癒の道を踏み出しているようです。

普通なら、あわてて手術をしてガン治療に邁進するのが常識でしょうが、
その方の奥さんはそのごとく進んだ結果、
1年足らずで亡くなってしまったという悲しい体験があったために、
自らの肝臓ガンに対しては、あえて病院治療を拒んだようです。
そして、以来14ヶ月…。病状が悪化した気配は全くないようですから、
あわててガン治療しなくてもよいということを、
この方の事例はメッセージしてくれているのかもしれません。

メールで現役の医師が言う
「現代医学の矛盾に気が付いて、新しい方向を求める動き」は、
これからもっともっと加速していくことでしょう。
しかしここで何よりも大事なことは、
「奇跡的な逆転満塁ホームラン」の一発を狙うことではなく、
確かな医学理論に基づいた治癒の旅を進んでいくことです。

そしてその結果、時間がかかったとしてもガンの完治例が増えるなら、
やがて「千島学説」の認められるときが必ずやってくると思います。
そうなれば、現代医学のガン治療費の問題も解消されます。
メールをくださった医師は、
ガン治療費高騰と患者の新たな動きという2つの動きを教えてくれましたが、
ガン治療費が高くなればなるほど、ガン患者は別の道を模索するでしょう。
そんなとき、もしも『ガン呪縛を解く』の本が役に立つとしたなら、
著者としてこれ以上の喜びはありません。

昨夜の医師からのこのメールのように、
医師の中でも「千島学説」への理解が高まっていくことを願い、
そして「ガン宣告」されても決して動揺しない人々が増えることを、
心から願いたいと思っています。

稲田 芳弘

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※関連投稿 『ガン呪縛を解く』目次
http://sadomago.exblog.jp/5205792/

by sadomago | 2006-06-28 17:16 | とりあえずノンジャンル


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