2005年 10月 14日
ナチュラルハーモニー かかしの夢通信 Vol5 2005年10月号 聖なるリンゴ-木村秋則伝 苦悩の体質改善 私たちはこの前人未到のプロセスに生命のメカニズムを学びます。つまり木村さんのリンゴの樹達は8年かかって「体質改善」したのだと思います。肥料や農薬で狂ってしまった生命のリズムを取り戻し、栄養や薬の力ではなくリンゴが樹本来持つ「花を咲かせ・実をつける力」を発揮したのです。秋になって紅葉もせず、冬になっても枯れないリンゴの樹は、植物本来のリズムを見失ってしまった人間のための「リンゴ製造機」になってしまったといえるのではないでしょうか。 木村さんは言います。「リンゴの実を作っているのはリンゴの樹です。私はそのお手伝いをしているだけです。」 岩木山に学ぶ 木村さんの師は岩木山です。ある時、畑に生えているタンポポより野山に咲くタンポポの方がずっと元気で勢いがあるのを感じます。すぐさま根を引き抜いてはっとします。野山のタンポポは地中深く根を張り、畑のものとは比べ物にならなかったそうです。木村さんのリンゴ畑に季節の変化をしらせるために下草を刈る以外は、草も生えるに任せています。ですから毎年、草と落ち葉が自然に降り積もり、人の歩かない山道にぽっと足を踏み下ろしたときと同じようにふかふかとした土になっているのです。自然の仕組みを畑でも再現し、土や植物が本来持っている生命を育む力をだしやすくしてやる。「私の両手と目が肥料・農薬なのです。」 成功を支えた鍵 ※生来のメカ好き 木村さんは生来のメカ好き。60年以上も前のトラクターが彼の手にかかると蘇って現役で活躍しています。使っているパソコンは一式500円で買ってきた中古を分解修理したもの。会社員時代にはモトクロス部を結成しておんぼろバイクを修理しては大会に参加したりもしたそうです。子供の頃からどんなものでも分解しては組み立てる。メカニズムを読み取り精通する能力と探究心が自然栽培を成し遂げた大きなポイントの一つに感じます。 ※話しかける 肥料・農薬を断って8年目の頃、樹一本一本に話しかけて回ります。「大変な思いをさせてごめんなさい」「何とかこの栽培に耐えてください」「自分のわがままを聞いてくれてありがとう」ついに気が狂ったと思われたのもこの頃です。でもさすがに恥ずかしくて周囲に隣接している何本かの樹には言葉を掛けなかったそうです。するとその年話しかけなかった樹だけがすべて枯れてしまいます。しかも真っ二つに裂けるという異常な枯れ方をして。今でも木村さんは一本一本に「がんばってくれてありがとう」と話しかけて歩きます。・・・・・・・・ Vol1へ戻る Google検索 木村秋則
by sadomago
| 2005-10-14 08:23
| 生態系
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