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2006年 08月 13日
こころとからだは密接につながっている(リンクのみ)
こころとからだは密接につながっている
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by sadomago | 2006-08-13 10:36
2006年 08月 09日
鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
世界子育てネット 
 http://www.sweetnet.com/
 ・涙ぐむことなくは読めない素敵な話より

鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
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by sadomago | 2006-08-09 20:19
2006年 08月 09日
心療内科という選択
心療内科を訪ねて―心が痛み、心が治す―
新潮文庫:平成18年8月1日発行(平成15年8月、新潮社より刊行)
著者:夏樹静子

1 心身症との出会い・・・P9/作家・出光静子(54歳)-腰痛

P15~
 私の意識はこれまで常に仕事に前向きで、絶えず自分を鼓舞して新しい作品に挑戦してきた。いわばひたすら頑張って走り続けることで充足し、自らを支えてきた。自分はどこにも発症の心因などは見出せなかった。
 しかし、私の気がつかない潜在意識は、もはや疲れきって休息を求めていた。意識と潜在意識が乖離したあげく、潜在意識が幻のような病気を作り出してここへ逃げ込んだ 「疾病逃避」 が私の発症のカラクリなのだ――と説明された。
 幻の症状は最初は軽度であったかもしれないが、私の気持ちが強くそれにこだわったため、症状はみるみる肥大化し、三年の間にはのっぴきならない重症患者になった。
 ここに至っては、よほど思い切った決断をしなければ治癒は望めない。
 「仕事への執着が、あなたの重しになっているのです。作家としての人生を断念し、一主婦として生きなさい。夏樹(=出光のペンネーム)静子の葬式をだそう 」――。
 絶食療法では、脳組織もまた代謝過程の変調を生じ、脳波にも変化が起こるといわれる。
〈 身体変化と平行して、依存症、非暗示性が高まると経験的にいわれている微妙な意識の変容状態が生じ、これまで病態になかば固着され、融通性を欠いていた意識は、微妙に柔軟性のある視点を抱くことが可能となるのである 〉(「心身症の最新の治療法」鈴木仁一・『心身医学』1987)
 私の脳もそうやって非暗示的で素直になったものか、それまで頑固に心因や心身症を拒否してきた私も、ようやく先生の話に耳を傾けるようになった。それに、たとえまだ 「仕事を続けます」 と言い張ったところで、私はもうデスクに向かって文章を紡ぎ出す作業が出来ない人間になってしまっていた。精根尽き果てた思いで、私は心因を認め、断筆を受け容れた。
 すると、それから徐々に回復が始まった。ある一瞬奇跡のように、というのではない。が、短い間に、確実に、目に見えて軽快していった。絶食療法が終わる頃はまだ、痛みの波状攻撃が続いていたし、倦怠感もつきまとっていた。だが、痛みの時間は少しずつ短くなり、程度もおだやかになった。以前より長く座位を続けていられる自分にふと気がついた。最後まで残った椅子に掛けることへの抵抗も、二週間後にはほぼ解消した。
<中略>
 人を描く小説書きの末席を汚しながら、人について自分がどれほど無知であったかその反省と共に、人間と自分に対する見方が変わった。
 自分の中には自分の知らない自分がいる。意識の陰に潜在意識という生き物が潜んでいて、これは何を考えていいるかわからない。
 現に私の場合は、意識が少しもそれと知らない間に、潜在意識は着々と疾病逃避の要因を蓄積していたわけなのだ。
 どうやら人間の本音は潜在意識のほうに多く偏在しているのではあるまいか。だからその声は聞こえにくい。意識の抱く 「かくあるべき」 とか 「かくありたい」 という威勢のいい理想や願望に反して、 「かくある」 という部分を認めたくない現実を告げているからだ。しかし、時には人は立ち止まって、潜在意識のかそけき声に耳をかたむけなければいけないのかもしれない。
 仮に意識と潜在意識の両方を合わせて 「心」 と呼ぶとすれば、心と身体がいかに密接に繋がっているか、心身医学の基本ともいえる 「心身相関」 に初めて目を開かされる思いがした。
<中略>
 また心療内科の本や、ドクターの本の中には、よく 「気付き」ということばが使われる。患者本人が、発症の背後に潜む心因や、性格的特長などに気付くことが回復への第一歩であるという。私もまさにそうだった。心因に気付かされた時から治癒が始まった。もっと早く受けていれば、それだけ早く治っていたかもしれない。

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by sadomago | 2006-08-09 12:39 | とりあえずノンジャンル