カテゴリ:パワーかフォースか( 1 )

2006年 02月 12日
パワーか、フォースか
パワーか、フォースか
2004年 9月 1日 初版
2005年 10月17日 8刷発行
著者 デヴィッド・R・ホーキンズ
訳者 エハン・デラヴィ/愛知ソニア
発行 三五館


訳者まえがき

 本書を読み始められる前に、まず皆さんに知っていただきたいことがあります。この一冊の本にはすぐに実践できる画期的なアイデアがたくさん含まれていますが、決して簡単に解読できるものてはありません。革命的なことが書かれている本はなんであれ、内容を理解するための努力を少々必要とします。
 しかし、この本に注がれる皆さんの「努力」や「時間」は、必ず豊かに報われるものだと私は信じています。この本をじっくり読むことによって、自分の周囲に起きるさまざまな出来事や物事、さらには人々の意識が測定できる「新しい方法」を知ることができるからです。さらに本書でこれから明かされる新しい方法には、「パワーの世界」と「フォースの世界」の大きな違いを見分ける知識が伴っています。
 私たち人類には、薄暗かったろうそくの世界から、明るく輝く電気の世界へと劇的に入れ替わった時代がありました。それと同じように、真実のパワーとは何かを私たちが知ると、現在の物質中心の多くの対立や混乱を生んでいる「フォース」は、ろうそくから電球のように急速に「パワー」と入れ替わるでしょう。
 それにしても、長い間ろうそくで暮らしてきた人類にとって、新しい電気の世界を知るには、相当大きな動機が必要とされました。また、ちゃんと理屈に合うようにそれを説明することも必要でした。それと同じように、真のパワーが理解される世界へと転換するためには、真のパワーについて納得できる説明が必要です。それを提供してくれるのが、「パワーか、フォースか」です。
 著者はデヴィッド・ホーキンズという人間行動に関する研究を行なってきたアメリカ人の精神科医です。ホーキンズ博士は科学として認められているキネシオロジーテストに基づいて、人間の意識から物質にいたるまで、この世の中のすべてを、さまざまなレベルを示す数値で的確に測定する方法を提供してくれます。これらは何万回とテストされ科学的に立証されたデータから生まれたものです。
 「パワーか、フォースか」はもともと博士号の論文としてホーキソズ博士が書いたもので、この作品によって博士号が授与されました。本書のオリジナル版は、彼自身の出版社であるヴエリタス出版から1995年に初めて世に出され、のちに米国でよく知られているヘイハウス出版から再刊されました。「パワーか、フォースか」は宣伝や広告することなく、多くの人々に読まれて、ついにベストセラーとなりました。「パワー」と「フォース」を見分ける方法を知ることが、私たちがこの時代を切り抜けるために不可欠であることを、ホーキンズ博士は説明しています。何が自分にとって「パワー」となり、何がそうでないものか、つまり「フォース」なのかを、私たち一人ひとりがはっきり理解できるようになると、まったく違う世界が生まれます。何が自分をいっそう健康にし、またバランスよくしてくれるものなのかということや、本当の意味での「豊かさ」について、個人レベルでも社会レベルでもはっきりしてくると思います。何が嘘で何が本当かが、即座に正確にわかれば、どれほど楽になれるでしょうか。その方法をホーキンズ博士は明かしてくれます。

 西洋の歴史には、ルネッサンスという大転換の時代が過去にありました。レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとして、他の何人かの人間が中心となって、ヨーロッパ全体を完全にひっくり返してしまった時代でした。それが成し遂げられたのは、大きな財力や軍事的組織、政治的な力に彼らが支えられたからではなく、彼らの考え方が一般の人々の「常識」に囚われなかったからです。ダ・ヴィンチは自分の周囲の人々が信じている宗教的ドグマを非常に嫌いました。ローマ法王に対して人々が忠誠を保ち続けられるのは、何らかのコード(暗号)によって人々を縛りつける罠があるに違いないと、むしろダ・ヴィンチは考えました。
 現代に目を向けてみると、今では世界的に知られ、愛されているネルソン・マンデラも、南アフリカの白人と黒人間に生じた大きな「偽り」による分裂が、いかにアパルトヘイトと呼ばれる政治システムを守り続けているかを、天才的にもよく見抜いた偉大な政治家です。インドのガンジーは、当時の大英帝国が富や軍事力、産業力をもっていたにせよ、決して国民は大英帝国を必要としないことをはっきりと理解していたので、インド独立はガンジーによって成立しました。マザー・テレサは、何百万という大勢の人々が苦しむ病気や死、不具、盲目は、ひとつの政府が最大の援助に徹しても枚えないということをはっきり知っていました。
 彼らのような偉大な人物が数十人、今この地球上に生きていたとしたら今とは違っていたはずです。どのように違うかは、本書を読んでいただけば理解してもらえると思います。
 今日の世界的な政治混乱の時代に活躍するりーダーたちが去ったずっと後になっても、「ダ・ヴィンチ」、「ガンジー」、「マザー・テレサ」、「マンデラ」といった名前は、人類の誇りとしてきっと語り継がれるでしょう。そして、彼らに共通しているのは、いうまでもなく、「パワー」なのです。
 彼らのパワーは誰もが知っているように本物でした。経済力や大企業によって支えられたからではなく、彼らは本当のパワーに沿って行動しました。では、そのパワーの源は一体どこにあって、また、それが私たち個々にどのように働きかけるのでしょうか。この本には書かれています。しかも、誰でもそのパワーにアクセスすることが可能です。そのために、まず、「パワーの世界」と「フォースの世界」をしっかりと見分ける必要があります。
 それを見分けるのは、実は私たちの頭ではなく、私たちの体なのです。

>>>私たちの肉体は、「虚偽」と「真実」をはっきりと見分ける才能が実は最初からあった!
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by sadomago | 2006-02-12 18:54 | パワーかフォースか