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2006年 10月 13日
アルテルモンディアリズム
katolerのマーケティング言論
http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/

もうひとつのグローバル化、アルテルモンディアリズムという思潮
http://katoler.cocolog-nifty.com/marketing/2006/10/post_5bc4.html

<一部抜粋>
・・・イニヤシオ・ラモネ氏の講演でも、グローバル化の問題を、特定の国家や勢力を悪玉に仕立て上げるのではなく、システムの問題としてとらえる視点が強調されていた。したがって、彼の標的は経済自体よりも金融システムであり、特定の国や資本家というよりも「IMF,世界銀行、OECD,WTO」といった世界の経済・貿易システムを司るグローバル団体・機構に向けられる。ラモネ氏は、これらを「悪のポーカー」と呼び、あらゆる国がこの4つの国際機構にポーカーゲームをするように弄ばれていると揶揄するのだが、別の言い方をすれば、それだけ敵は抽象的となり、見えにくくなっているともいえる。講演会の質疑応答で、聴衆から「グローバル経済を牛耳っているロスチャイルド家のような人脈」についてどのように考えるかという質問が投げかけられた際にも、ロスチャイルド家やユダヤ人のような特定の利益集団を取り上げて標的にするよりも、抽象度を上げて世界の問題をシステムとして考えることが必要であり、異議申し立ての手法、運動形態についても新しい状況に応じたものであるべきと語っていたのが印象的だった。・・・

by sadomago | 2006-10-13 06:04 | とりあえずノンジャンル


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