2006年 07月 01日
ホメオパシー医学 vol1
バイブレーショナル・メディスン
 いのちを癒す (エネルギー医学) の全体像
著者:リチャード・ガーバー


ホメオパシー医学  ―― 生薬医学の革新
P88~
 ホメオパシー医学の発見と進歩は、ドイツの優秀な医師、ザムエル・ハーネマン(S.Hahnemann 1755~1943)によるものである。 <中略>
 ハーネマンは、キナがマラリアに効くのは、キナが体内に人為的な病態を発生させるからであると説明している。そして体内では、じっさいにマラリアにかかったときと同様に防御機構が活性化されてくる。そのようなからだの防御機構を活性化させる原理を、ヒポクラテス学派では 「ヴィス・メディカートリクス・ナチュラエ」 とよんでいた。 「自然治癒力」 という意味である。マラリア患者にキナをもちいて治療するとき、 「類似の法則」 (ある病気を、健康人にその病気に似た症状をひきおこすようなくすりをつかって治療すること) によって治癒がもたらされているのだとすれば、健康人にひきおこす症状さえわかれば他の薬剤もおなじように治療につかえるのではないか? そう考えたハーネマンは、植物の抽出物であるキナの 「ブルーヴィング」、つまり 「証(しょう)」 をあきらかにする研究をはじめた。 
 健康人がキナを服用すると、たいがい間欠熱があらわれる。キナによってひきおこされる間欠熱とその他の症状をあわせたものが、このキナという薬物の 「証」 である。ホメオパシーでは、よくある症状のくみあわせを 「ドラッグ・ピクチャー」 (薬像) と表現することもある。それは想像上のだれかがあるくすりをのんだときにおこりうる全症状を描写したもので、身体的、感情的、精神的障害を含む全体的な症状の複合体をあらわしている。ドラッグ・ピクチャーはふつう、多数の人にひんぱんに認められる症状をまとめてつくられていく。
アロパシー(現代医学)とホメオパシーの異質性はきわめておおきく、ときにユーモラスな勘違いがおこっている。つまり、ドラッグ・ピクチャーをみたふつうの医師が、それを治療のための資料ではなく副作用の一覧表だとかんがえてしまうというのもその実例である。 <中略>



「似たものが似たものを治す」 というこのあたらしい原理によれば、キナは健康人にマラリアの症状をおこすからこそマラリアの特効薬たりうるのだということになる。ホメオパシー薬は、患者に 「総合的な症状複合体」 を健康人のうえに再現するその強度によって選択される。これは、数種類の薬物を累積的に投与した結果、すべての症状がひきおこされるということとは異なる。 (のちにふれるように、これがホメオパシー医学と現代のアロパシー医学との相違点のひとつである)。
 ホメオパシー医たちがまとめた 「症状複合体」 の特徴は、身体的症状よりも精神的・感情的症状に重点をおいているというところにある。いっぽう、現代の医師はそれとはまったく反対であり、精神的・感情的症状よりも身体的症状がより重要であると考えている。その点からみればホメオパシー医学は、よりよい治療のために心とからだの変化にともに注意をはらう、最初のホリスティック医学であるということもできる。
 ハーネマンは 「類似の法則」 をもとに、自分の経験を生かしながら患者を治療しはじめた。かれはどんな病気の症例についても、健康人に投与したときにその病気とおなじ症状をひきおこすような物質を選んだ。患者はたいがい初期には症状がすこし悪化したのち  (いわゆる 好転反応」)、快方にむかってゆく。ハーネマンはこの観察結果から、投与したくすりによって、すでに体内に存在していた病気と同じ状態が発生し、からだの防御系を刺激したために治癒にむかったのだと確信するようになった。
 

ホメオパシー医学 vol2 へ続く
Copyright(c)1988 by Rcchard Gerber

バイブレーショナル・メディスン <目次>
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by sadomago | 2006-07-01 12:50 | ホログラム、波動医学


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