2006年 03月 08日
ヒーリング・エネルギーの多次元的モデル
「バイブレーショナル・メディスン」 リチャード・ガーバー
日本教文社

P386~
マグネティック・ヒーリングからスピリチュアル・ヒーリングへ
 ――ヒーリング・エネルギーの多次元的モデル――


 本章のはじめでふれたように、手かざし療法にかかわるエネルギーは磁場によく似た特徴をもっている。そうしたヒーリング・エネルギーを測定するためにデザインされた実験の結果、負のエントロピー作用を含む、磁気との興味深い類似点があることがあきらかになった。エステバニー氏やセラピューティック・タッチの実践者によるヒーリングでは、多くのばあい、患者に直接手をふれて治療をおこなっていた。この種の治療ではときに、水や有機物 (コットン) など、ヒーリング・エネルギーを吸収し患者に伝達できるような媒介物をもちいることもあった。しかし、なかには 「遠隔治療」 と呼ばれるもののように、ヒーラーから遠くはなれた場所にいる患者にヒーリング・エネルギーを伝達する方法もある。
 前述したようにロバート・ミラー博士は磁場とヒーリング・エネルギーとの類似点に関する研究をおこなった。博士のほとんどの実験は、オルガ・ウォーラルとアンブローズ・ウォーラルの協力をえておこなわれた。ウォーラル夫妻の手から発散する微細エネルギーは、水の表面張力を減少させ、硫酸銅の結晶の析出過程に変化をあたえ、処理好み図を通して栽培された植物の成長を促進させた。しかし、そのような作用は協力な磁場を用いても再現することができた。ミラーとウォーラル夫妻による過去のそうした実験のうちでももっとも重要な研究は遠隔治療の効果測定である。その結果としてえられたヒーリング・エネルギーのおどろくべき特性は、ヒーリングというプロセスのエネルギー的次元を理解するうえで、きわめて示唆に富んだものである。 
 ウォーラル夫妻は手かざし療法をあまり行わず、たいがいは治療的な意識状態にはいりながら、心のなかで患者を抱きしめ、祈るというやりかたをしていた。サイキック・ヒーリングの研究をしている心理学者のローレンス・ルシャン博士は、その意識状態を 「透視的現実 (クレイヴォヤント・リアリティ)」 と表現している。こうした意識状態にはいると、人と人とをへだてている知覚の境界が溶解する。他者や世界との分離感が消失し、あらゆる生命とふかくむすばれ、その本来的な神性につつまれるという、ふかく内的な感覚がそれにとってかわる。 ミラー博士はすでに、ウォーラル夫妻のようなヒーラーによってチャージされた水を媒体にすれば、植物に成長促進のエネルギーがあたえられることを確認していた。そこでつぎに、遠隔治療というべつのタイプの心的ヒーリングによっても、植物の生長に影響があるかどうか調べることにした。
 ミラー博士はライ麦の生長率を測定するために、特性の記録装置を製作した (それを最初につかったのはアメリカ農務省のH・クロイター博士であった) この装置の微笑なレバーが、測定しようとする草の頂部に接触させられる。植物が生長するにつれて、そのレバーはもちあがっていく。これにより信号の変化が生じ、ゆっくりと進む記録用紙に記録される。この装置は、1時間に1000分の1インチ (約0.0245ミリメートル) というわずかな生長にも正確に測定することができた。ミラー博士はウォーラル夫妻に、毎晩9時の祈りの時間にライ麦の苗のことをおもいうかべるという特殊な実験に参加してくれるよう依頼した。この実験で変わっていたのは、ウォーラル夫妻がボルティモアの自宅から約600マイル (約970キロ) もはなれたジョージア州・アトランタにあるミラー博士の研究室に向けてヒーリングをおこなうという点だった。
 実験に先だって、ライ麦の苗が先の装置に接続され、苗が一定の速度で伸びていることが確認された。記録計は持続した曲線を描き、その安定した成長率は1時間あたり0.00625インチ (約0.153ミリメートル) であった。外からくる物理的因子がヒーリング実験に影響をあたえることがないように、ミラー博士は実験室にか鍵をかけて閉鎖した。午後9時ちょうどになると、ウォーラル夫妻の祈りの時間に対応して植物からのデーターは増加を示しはじめた。記録計に示されたライ麦の生長率は、朝までに0.0525インチ (約1.29ミリメートル) に増加していた。これはじつに840パーセントの増加率であった! その後、生長率はしだいに低下していったが、最初の値にもどることはなかった。そのヒーリングをどのようにおこなったのかという質問に、ウォーラル夫妻はこう答えている。 「お祈りのあいだ、その植物たちが光とエネルギーにつつまれているイメージを思いうかべていました
 



 ミラー博士はその実験に意をつよくして、ヒーラーのもつエネルギー効果を間接的に測定するためのあらたな方法をかんがえはじめた。そしてこんどは、極小のエネルギー素粒子がつくる軌跡を測定するための特殊な 「霧箱」 を使用して実験をおこなった。霧箱の内部には、冷却されたアルコールの蒸気が含まれており、観察者は、荷電した素粒子が通過するときにイオン化された分子によってつくられる 「けむりの跡」 をみることができる。 ミラー博士はウォーラル博士はミラー夫人にたのんで、霧箱の上に手をかざして、内部の蒸気に影響をあたえるように念じてもらった。夫人は直接箱にはふれず、両手でつつむようにして、患者を相手にするときとおなじように治癒的な意識状態にはいった。すると、夫人の両手と平行する向きに波のパターンができていることが記録された。ウォーラル夫人が手の位置を90度変えてみると、その波形ももとの位置からちょうど90度回転した場所に移動した。これと同じ現象は、透視能力者インゴ・スワンとふたりの物理学者の実験でもおきている。
 ミラー博士は、ウォーラル夫人にボルティモアの自宅にいながら霧箱のまわりに手をかざしているイメージに集中してもらうというかたちで、同様に実験をくりかえした。霧箱内部のあらゆる変化はビデオに収められた。ウォーラル夫人が手を桐箱のまわりにかざしている場面をイメージした瞬間、じっさいに夫人が霧箱のそばに手をかざしたときとおなじ波形が出現した。ウォーラル夫人が手をうごかして霧箱のあちこちの場所に手をかざしている場面をイメージすると、まえの実験とおなじように、またもや手の動きにあわせて波形が移動するという現象がみられた。その波形のうごきは、実験がおわってもまだ8分ほど持続していた。またしてもウォーラル夫人は、前回の苗の実験のときとおなじく、およそ600マイルもはなれた場所から霧箱に影響をあたえたのである。
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バイブレーショナル・メディスン <目次>
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by sadomago | 2006-03-08 07:16 | ホログラム、波動医学


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