2006年 02月 13日
クォンタムタッチ
クォンタムタッチ
2003年12月22日 初版
2004年 3月30日 2刷
著者 リチャード・ゴートン
訳者 埴原由美
編集 有限会社エクリル・シス
発行 株式会社ヴォイス


P24~
共  鳴

 共鳴の機能は一見単純に見えますが、そこには真の神秘と驚異が潜んでいます。銀河系から亜原子、人類、素粒子にいたるまで、すべてのものはそのパワーに踊らされているのです。

 ピアノとギターがきちんと調律されていると、G(ソ)の音をピアノで弾けばギターのGの弦が同時に振動します。大気中を移動する音波が、ピアノからギターヘ音響エネルギーを伝達するからです。同じ周波数で振動するオシレーター(発振器、振動子)は、ー方からもうー方へとエネルギーを伝達するための労力をほとんど必要としません。つまり、ギターの弦がピアノが発したエネルギー波を吸収したのは、両者が同じ周波数になるように調律されていたからなのです。類似した波長に調整されたオシレーターは「共鳴システム」を形成します。ギターとピアノの弦は、互いにそのシステムに従って共鳴し合うのです。

 「大きな古時計」という歌の中に登場する振り子で動く箱入り大時計を、いくつか壁に掛けたとしましょう。最初は異なるリズムで揺れていた振り子が、伺日かたつうちにまったく同じぺースとリズムで揺れ始めます。壁を伝って伝達されたエネルギーが、時計を互いのリズムに同調させたからです。2つの調和したシステムが互いのリズムとペースを同調させるために、それぞれの動きとエネルギーを一致させる「エントレインメント(相互の同期現象)」が発生するのです。この現象はエレクトロニクス(電子工学)の分野にも起こります、類似した周波数で振動する発振回路が2つあると、回転数の遅い回路は次第にスピードを上げ、速い回路の速度に追いついていきます、これらの例から、エネルギーが調和したひとつのシステムからもう一方へどのように伝達されるかがよく理解できるでしょう。

 このことから私たちは何を学べるでしょう? まず、2つのシステムが異なる周波数で振動しているとき「共鳴」と呼ばれる強い力が発生し、一方からもう一方ヘエネルギーを伝達する作用を引き起こします。また、2つの調和したシステムが異なる周波数で振動すると、エントレインメント(同期化)という別のエネルギー伝達機能が両者を調整し、同じ周波数で振動させようと働きかけます。エントレインメントとは、自らの動きとエネルギーを相手のリズムとペースに同調させるプロセスです。

 これは生体システムにも同様に働くようです。世界各地で夜暖かくなるとホタルが木に集まってきて思い思いに光を灯す光景が見られます。でもしばらくすると、彼らは互いに調和しながら光を点滅し始めます、私もコオロギやカエルがリズムを合わせ、唱和する声を聞くことがよくあります。自然界において、個々の生物がリズムを合わせ調和することには意味があるのです。女性に起こるプロセスはもっと神秘的です。複数の女性がある期間同じ家に同居したり寄宿生活を送ったりすると不思議なことに生理の周期が同調し始めるのです。科学者たちは、肉体から切除した動物の心臓にも同じ現象が起きることを発見しました.研究室にまだ生きている心臓を隣同士に置いてくと、それぞれの心臓の鼓動がー致し始めるのだそうです。
これは普遍的なプロセスといえそうです。
 アイザック・ベントフが1977年に発表した素晴らしい著書「Stalking the Wild Pendulum(野生の振り子に忍び寄る)」の中で語ったことは真実かもしれません。彼はこう言っています。「我々は病気を身体器官の機能の不調和ととらえてもいいかもしれない。その部分に強く調和したリズムを集中させれば、その波長に影響されて器官が再び同調し機能し始めるかもしれないのだ」と。彼はこの理論を、エネルギーヒーリングが効果を発揮する理由と仮定しています。私も彼の意見に賛成です。

 2つのものが共鳴・同期化しながら異なる周波数で振動すると、低い波動が上昇するか、高い波動が下降する場合と、両方が中間地点で同調する場合のどちらかの現象が生まれます。クオンタムタッチでは、施術者は呼吸と瞑想テクニックを学んで両手の波動を非常に高い周波数に高めます。そしてクライアントの痛みの部分に手を当てると、ちょうど同調した回路のように相手の体が施術者の手に共鳴し、同期化していきます。愛はヒーリングエネルギーを人から入へ伝達させる普遍的な波動なのです。

 ブルース・バーガーは自著「Loving Hands Are Healing Hands(愛の手はヒーリングの手)」の中でこう述べています。「共鳴とは同じアーク(電弧)を持つ2つの波形が共に共振し、互いにエネルギーを高め合いながら交流する普遍的特性を意味する。つまり、同じ波長と周波数を持つ波形が互いに影響を及ばし合う現象はすべての創造物に表れるのだ。これは創造物のダイナミクス(力学)と肉体が聖なる音のエネルギーであるという我々の理論を理解するカギになる」

 クオンタムタッチを行うとき施術者はできるだけ高いエネルギーを維持しますが、それがワークの中心となる周波数になります。「ヒーラー」(クライアントまたは患者とも呼ぶ)とは肉体が癒しの過程にある人を意味し、ただ施術者の波動に自分の体を合わせて同期化します。ラザリスというスピリチュアル・リーダーは言いました。「偉大なヒーラーとは、重い病から急速に回復した人を指す」と。これはあくまでも私の意見ですが、人を癒すことができると公言する人は、無知か勘違いか、傲慢か、妄想の中にいる人です。彼らがやっていることは、ただ人が自分自身を癒すために必要な共鳴エネルギーを提供しているだけだからです。

 施術者はただ、非常に強く調和したエネルギーを維持するだけで、クライアントのエネルギーがその波動に同調していきます。あとは、そのエネルギーを受け取った肉体の内なる知性がヒーリングを起こすために必要な作業をしてくれるのです。体はその深遠なる知性のレベルで癒されていきます。西洋文明は、この肉体が本来持つヒーリング能力を軽視しがちです。でもそれこそが真のヒーラーなのです。肉体の細胞をよく見ると、何兆もの細胞たちが常に我々が取り入れた酸素や食べ物を吸収し、二酸化炭素や老廃物を排出しています。それらの細胞たちは再生や自己ヒーリングも行い、大忙しです。毎日毎分、何千もの非常に微細な変化が起こっているのです! その活動のすべてを知らなくてすむとは、なんとすばらしいことでしょう。特に自分が置いた鍵の場所さえ思い出すのが大変な私には好都合です。

 クオンタムタッチの呼吸法と瞑想テクニックを使わないと、施術者がクライアントの低い波動レベルに下がってしまい、自分のエネルギーを使い果たして疲れきってしまう可能性があります。高い共鳴レベルを維持するテクニックを使っていれば、このようなことはクオンタムタッチ中には起こりません。

 おそらくいつの日か、ヒーラーが共鳴施術者として知られる日が来ることでしょう。
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by sadomago | 2006-02-13 06:46 | ホログラム、波動医学


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