2005年 12月 25日
ホログラフィック・パターン
投影された宇宙-ホログラフィック・ユニヴァースへの招待
1994年5月20日 初版第1刷発行
2005年4月25日 新装版第1刷発行
著者:マイケル・タルボット
役者:川瀬 勝
発行:株式会社春秋社

THE HOLOGRAPHIC UNIVERSE by Michael Talbot
Copyright(C)1991 by Michael Talbot

P234~
カオスのホログラフィック・パターン
 カラグラの調査が行われた以降に起こった変化は、自分のこのような能力を公にしてもいいとういう医師が増えてきたことだけではない。ここ20年間にわたり、UCLAの理学療法士であり筋運動学の教授であるヴァリレー・ハントは、人間の気場の存在を実験で立証する方法を開発してきた。医学の分野では、人間が電磁的な生物であることはすでに長い間知られていた。医師は日常的に心電計を用いて心電図(EKG)をとり、心臓の電気活動を記録しているし、脳の電気活動を示す脳電図(EEG)をつくるのに脳波電位記録計も用いてもいる。ハントは、筋肉内の電気活動を計測する装置である筋電位記録計が、人間の気場の持つ電気をとらえられることも発見したのである。
 ハントの研究は、当初人間の筋肉の動きに関するものだったが、自分の気場を踊りに役立てているいう、あるダンサーに出会って以来、彼は気場に関心をもつようになった。この出会いからハントは、彼女が踊っているときにその筋肉の電気活動を筋電図(EMG)にとってみることを思いつき、またさらに、治療を受けている者の電気活動に治療者(ヒーラー)がどういう影響をおよぼすのかを調べることを思いつくに至った。やがて研究対象は人間の気場が見える人たちを含むまでに広げられ、その結果、彼女はもっとも重要な発見をするこになったのである。



通常、脳の電気活動の周波数の範囲は毎秒0~100サイクルで、そのほとんどが0~30サイクルの間で起きる。筋肉でこのレベルが225サイクル、心臓では250サイクルくらいまで上がるが、このあたりから生物的機能に関連する電気活動は低下しはじめる。こうした事実以外にハントが発見したのは、筋電位計に電極が別のエネルギーの「場」を感知できるということだった。身体から放射しているこの場は、これまで認識されてきた体内電気よりもはるかに微細で振幅も小さいものの、周波数は平均して100~1600サイクル、ときにはそれよりも高くなることもあった。そればかりか、この場は脳、心臓、あるいは筋肉からはっしているのではなく、身体の上でチャクラに関連している部位で最も強かったのである。「この結果にはとにかく興奮してしまい、その夜は眠れませんでした」とハントは語っている。「私がいままでずっと正しいと考えてきた科学モデルでは、これらの結果はどうしても説明がつかなかったのです」。
 ハントはまた、オーラが見える人間が人の気場に特定の色を見るときは、筋電位計がいつも特定の周波数パターンを感知することを発見し、その色との関連をつけることができるようにもなった。電機の波動を変換し、その波形をモノクロの画面に映し出す装置、オシロスコープを使って彼女はこのパターンを見ることができた。たとえば、オーラが見える人間が、ある人の気場に青を見たとすると、ハントはオシロスコープに映るパターンを見てそれが実際に青であることを確認できる、といった具合である。ある実験では、オーラが見える人間を8人同時にテストして、見えているものがオシロスコープ上のパターンと合うか、また互いに意見が合うか調べてみることさえやってみた。「全部が全部、結果は同じでした」とハントは言っている。
 人間の気場の存在を確認してからは、その理解にホログラムの概念がひとつのモデルを提示しているとハント自信も確信するようになった。波動という側面に加え、気場、そして実に身体のすべての電気系統には、いまひとつのホログラフィックな性質があると彼女は指摘する。ホログラムの中にある情報と同じように、これらの系統は身体全体に分散されている。たとえば、脳波計で計測する電気活動は確かに脳で最も強くなるが、脳波は電極を足の指につけても読むことが可能なのだ。同様に、心電図は手の小指から読み取ることもできる。心臓のほうが電流も強く、振幅も大きいが、その周波数と波形は身体のどこでもまったく同じなのである。ハントはこれにはかなり重要な意味があると考える。彼女がオーラの「ホログラフィック・フィールド・リアリティ」とよぶものの各部分のすべてに、気場全体の各側面が含まれていることは確かだが、異なった部分がすべて完璧に同一のものであるということではない。いまあげたように、各部分で振幅が異なるため、気場が同じ状態で静止したホログラムになってしまうわけではなく、かわりに常に流動的な状態を保つことができる、とハントは語る。
 ハントの発見の中で最も驚くべきもののひとつは、才能や能力が、その人の気場に現われるある特定の周波数と関係があるらしいということだ。彼女は、その人の意識の対象がおもに物質界であれば、その気場の周波数は低い領域にとどまる傾向が見られ、身体の生物的周波数である毎秒250サイクルからあまり離れることはないことを発見した。そして、超能力や治癒能力をもつ人たちは、気場に約400~800サイクルの波動をもつ。トランス状態に入り、明らかに自分以外の存在からの情報をチャネリングすることができる人たちは、この「サイキック」周波数を一気に飛び越え、800~900サイクルの間のせまい周波数帯で活動する。「こういう人たちにはサイキックな周波数帯がまったく見られません」とハントは述べている。「彼らは独自の高いフィールドにいます。せまい範囲を正確にカバーし、文字通りほとんど無我の境地にあると言えます」。
 900サイクルを超える周波数を持つ人間は、ハントが神秘的人格とよぶ人たちである。超能力者やトランス状態の霊媒が情報の伝え手であるだけなのに対し、神秘家たちはその情報を使って何をすべきかを知る知慧をそなえている、とハントは言う。あらゆるものが宇宙レベルで結びついていることを悟っており、人間の体験のすべてのレベルとつながっているのだ。日常の現実に根を下ろしてはいるが、超能力、トランス状態に入る能力のどちらも持ち合わせていることが多い。しかしまた、かれらの波動の周波数は、こういった力と関連があるとされる領域をはるかに超えるところまで達している。改造した筋電位計(通常のものは2万サイクルまでしか検知できない)を用いて、ハントは気場に最高20万サイクルという周波数をもつ人間に出会っている。これは興味深い。というのも、神秘主義の伝統では、霊的レベルの高い人間は普通の人々よりも「高い波動」を持つとよく言われてきているからだ。ハントの結論が正しいとすれば、この説の信憑性をさらに高めることになる。
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by sadomago | 2005-12-25 15:42 | ホログラム、波動医学


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