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2005年 10月 20日
フィンドホーンの魔法 Vol7
フィンドホーンの魔法
ポール・ホーケン
日本教文社 1995年7月1日 初版発行(原著執筆は1971年頃)
日本教文社 1981年出版 「フィンドホーンの奇跡」の復刻版

(Vol7) 「ビーターの放射エネルギーは力強く、目的に満ちているので、私たちはそれを用いて、植物の成長に役立たせることができます。園で働くものは誰でも、無意識のうちに、この方法で園に貢献することができますが、意識して植物と協調しようという人々はより多く貢献することができます。ある人々は植物の成長を刺激することができますが、ある人々は、抑圧的な影響を及ぼし、植物から力を抜いてしまいます。幸福なバイブレーションを放つ人々は特に植物によい効果を及ぼします。子供たちが遊ぶのも同様な効き目があります。放射エネルギーは、あなた方が認識しているよりもずっと大きな役割をはたしているのです自然の。
 精霊たちは人間の放射するエネルギーから逃げようとしますが、その影響を受けざるを得ません。それというのも、彼らは人間のように厚い皮膚をたない無防備な存在だからです」


ドロシーは、ディーバたちとの接触を通じて、それまて隠され、埋もれていたあるレベルの存在と意識に矯がかけられた、と感じた。その接触を可能なかぎり親密なものとし、そこで与えられた指導とメッセージが園内で実現されるのを見るのが、彼女の望みだった。
 ディーバの世界は、人間が、地上のできごとを本来の流れに戻すために、ある一事を行なわなければならないと力説していた。それは自分自身の内に「神」を発見し、自分が全体の一部であることを認識しなければならないという一事である。人は自分自身がすべてのもの、すべての生きもの、そして創造全体の一部であるという認識の核心にぜひとも触れなくてはならない。その認識と実感により、外と内の区別は消滅する。
 われわれにとっては、自然が人間に「語りかける」という問題は、かなりやっかいな問題である。しかしピーターとドロシーにとっては、それは何の問題でもなかったし、その証拠も必要ではなかった。彼らが受けた指導は園にとって、まさに正しいということがわかったし、園そのものはまばゆいばかりに壮麗だった。おそらく植物とのコミュニケーションは、われわれが想像するほど手の届かぬものではなかったのだろう。植物とのコミュニケーションの分野における精力的な調査探求と文献は、今日、むしろ驚くべき結果を示している。こうした研究調査の大部分は、「自然」がわれわれの言葉を聞くことができるか否かに集中している。しかし、真の問題は、われわれが、自然が語ることばを聞くことができるか否かである。ドロシーの話を聞いたあとでは、その答えはイエスとならざるをえない。人間と「自然」との接触の欠如は、 ここ最近の現象であり、本来からいえばむしろ例外である。なぜなら、人間は歴史の夜明け以来、自然の諸精霊や、ディーバたち、森林や星の精と絶えずコミュニケーションを交わしてきたからである。


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by sadomago | 2005-10-20 08:15 | フィンドホーン


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