2009年 04月 06日
日本人が知らない「人類支配者」の正体 2007年10月5日 1刷発行 著者 :船井幸雄・太田龍 発行所:株式会社ビジネス社 第一章 「日月神示」が予言する日本の立て直し ※日本の立て直しを予言する『日月神示』の役割 P43~ 船井 2004年の2月の神憑(かみがかり)りがあってから私は大本数のことと、岡本天明さんに神憑った「日月神示(ひつきしんじ)」のことを勉強し始めました。そこで、わかったのは「日月神示」がたいへんすばらしい神示だということです。また「日月神示」も艮(うしとら)の金神(こんじん)さんの系統の神の神示のように思います。私は艮の金神というのは1万年より新しい神だと思うのです。日本のことについて一生懸命考えている神様のようです。最終的には日本という国を良くし、地球と人類を良くしなければならないというのが艮の金神や「日月神示」の目ざしているテーマのようです。 そのようなことを考えているうちに、アイクさんの考え方に興味を惹かれたのです。レプティリアンというのは現在の地球人に何か操作を行なった。あるところまで人類を発展させたが、結果として1万3千年ほど前に人類の大半と文化・文明を滅びさせた。それに、このまま行くとまた、同じことを地球人は繰り返しそうだから、そうならないようにしなければならない。やはり出口王仁三郎(おにさぶろう)が言っているように、今度は「建て替え、立て直し」が行なわれるのではないかと思うようになったのです。そのために艮の金神さんや、ひつきの神が予告や警告を発してくれている……と。 私見ですが、あと4、5年、2011年までに人類がどうなるかの方向がわかると思っています。いまから2011年までに良い方向へ進めないと、いまの地球人の将来は危険だ。私の意見では、そのことをとりあえず4、5千人の日本人がわかればよい。多分、今年中くらいにわかってくれたら、人類は教われるのではないかと考えはじめたのです。 太田 その、4、5千人の日本人だけがわかればよいということを、もう少しくわしくお聞かせくださいませんか。 ※2011年から、日本の方向が変わる 船井 4、5千人というのは「百匹目の猿現象」を国単位で起こせる最小単位です。あとで説明しますが、その前に聞いてください・私が『日月神示』に新たな興味を持ち始めたのはまだ最近です。私は岡本天明さんの奥さんと以前から親しかったのです。その人、岡本三典さんは現在、91、92歳になります。 周知のように、『日月神示』は大本教の出口王仁三郎の「建て替え、立て直し」の予言、世界の雛型理論を引き継ぐ形で、岡本天明さんにひつきの神などの神憑りによって、自動書記の形で、戦争末期から約16年間にわたって書かれたものです。先に述べたように私には、岡本天明に降りた神々と大本数の神は同一系統のように思います。 それで三典さんにいただいた『日月神示』の本を勉強しはじめたら、実に参考になるのです。そこで『日月神示』のことを調べていくと、一番私と考えの合いそうなのが中矢伸一さんの解説だと気がついたのです。中矢さんの本を読むと、彼の解釈が一番ピタと来るのです。そこで中矢さんの本と岡本天明さんからいただいたいろいろな資料を照合していくと、『日月神示』のなかで言っている予言的なことが、昭和20年からいままで大きなことは全部当たっているといえそうなことにも気づいたのです。 ※間もなく日本は「みろく(五六七)」の時代に入る 船井 たとえば、『日月神示』には次のような言葉があります。 「戦(いくさ)済んでからがいよいよの戦ぞ。禅(ふんどし)締めよ」 「戦は一度収まるように見えるが、その時が一番気をつけねばならぬ時ぞ。向こうの悪神は、今度はの元の神を根こそぎに無きものにしてしまう計画であるから、そのつもりで禅締めてくれよ。誰も知れんように悪の仕組みしていること、神にはよくわかりているから心配ないなれど、臣民助けたいから、神はじっとこらえているのざぞ」 その一つ目は日本が戦争に負けるということ、二つ目は日本が経済発展をすること、80年代以降は、日本のバブル経済がアメリカの策略で崩壊すること、その後、アメリカなどにひどい目にあわされること、バブル経済が崩壊してから後、一番初めに「ひふみ(一ニ三)」の時代が来る。それをうまく乗り越えられたら、今度は「みよいづ(三四五)」の時代になるというのです。それも、うまく乗り越えられると今度は「みろく(五六七)」の時代になると書かれています。 「一二三(ひふみ)の仕組が済みたら三四五(みよいず)の仕組と申してありたが、世の元の仕組は三四五の仕祖から五六七の仕組となるのぞ。五六七の仕組とは、ミロクの仕組のことぞ」 「てんし様の光が世界の隅々まで行き渡る仕組みが三四五(みよいず)の仕組みぞ。岩戸開きぞ。何もかも神に棒げよと申してあろうがな、それが神国の民の心得ぞ、否でも応でもそうなって来るのざぞ」そんなことをいろいろ調べているあいだに、艮の金神が私に言いたかったことは、私に「今生の使命を思い出し、しっかりやれ」ということであるような気がしてきました。そんなことがあり「日月神示」を通じて、中矢さんと本当に親しくなりました。そして、「ひふみ(一二三)」などの研究を始めました。結論だけ言います。「一二三の時代」とはバブルが崩壊してから始まり、2004年で終わったようです。 2004年から2008年までが「みよいづ(三四五)」の時代、そして2008年までに、日本人が一つの役割を果たしたら、「みろく(五六七)」の時代に入れるような気がしてならないのです。どうして2008年なのかというと、「日月神示」のなかに、 「子(ね)の年、真中にして前後十年が正念場。世の立て替えは水と火とざぞ」 という言葉があるからです。 「子の年、真中にして(前後十年〉が正念場」つまり、「子の年を中心に前後の五年」と考えられる言葉があるのです。子の年というのはいまの世の中の激変ぶりなどからみて2020年とは思えない、どうしても2008年だと思えるのです。 さらに「日月神示」には、こんな言葉もありました。 「イシヤの仕組にかかりてまだ目覚めん臣民ばかり。日本精神と申して仏教の精神や基督(キリスト)教の精神ばかりぞ。今度は神があるかないかを、ハッキリと神力見せて、イシヤも改心さすのぞ」 「悪の仕組は、日本魂(にほんだましい)を根こそぎ抜いてしもうて、日本を外国同様にしておいて、一呑みにする計画であるぞ。日本の臣民、悪の計画通りになりて、尻の毛まで抜かれていても、まだ気付かんか」 「悪は霊力が利かんようになったから、最後のあがきをしているのざぞ」 「世は神界から乱れたのであるぞ、人間界から世立て直して、地の岩戸、人間が開いて見せるという程の気魄(きはく)なくてはならんのざぞ、その気魄幸(さき)わうのざぞ、岩戸開けるぞ」 これは、2004年から2008年の間に、日本人がしなければならない大事なことをやりとげると、「イシヤ=石屋(世界支配勢力・フリーメーソン)が日本人を見直して協力してくれるし、ともかく良い世の中をつくれる」ということだ、と私は判断したのです。 具体的には、まず「天の岩戸を開ける」ということなのです。「天の岩戸を開ける」ということ 3次元と6次元と直結させる」ということだと思っています。 ※「◯」に「ヽ」を入れる使命 船井 次は、「◯」に「ヽ」を入れろと書かれています。『日月神示』では、 「(かみ)の国をハつに切って殺す悪の計画」 「ヽばかりでもならぬ、◯ばかりでもならぬ。がマコトの神の元の国の姿ぞ。元の神の国の臣民はでありたが、ヽが神国に残り、◯が外国で栄えて、どちらも方輪となったのぞ。今の戦いはヽと◯との戦ぞ、神の最後の仕組と申すのは、◯にヽ入れることぞ」 「のうつりたる人と◯の憑かりたる人との大戦ぞ。ヽと◯とが戦して、やがてはヽを中にして◯がおさまるのぞ」 これを私の言葉で言うと、「エゴ中心の人間よ、利他同然の人間になれ」ということです。さらに「型をつくれ」と書かれています。雛型の型です。それらをうまくやると、「日本は大難に遭うところが小難に終わる」と読めるのです。 「小難に終わる」ということは先ほどの「イシヤ」、世界支配勢力が良い世の中づくりを応援するということです。「イシヤ」にも応援してもらって、「日本人が中心になって、良い世の中をつくれ」ということだと解釈できるのです。 私の勘では、4、5千人の日本人がとりあえず、まず正しい世の中の実情をわかったという状況、「どう生きるのが正しいか」ということがわかることだと思います。そこで、その4、5千人の人々の顕在意識と超意識を繋ぐ。次に、その4、5千人の「◯」に「丶」を入れる、すなわち自他同然の人間にする。そして「型」をつくればよいと思うのです。それは具体的に彼らを中心にいわゆる「百匹目の猿現象」を起こすようにすればよいと思うのです。 そこで、4、5千人の日本人にまず何をしてもらったらよいのか、と考えていたときに浮かんだのが次に述べるような生き方なのです。これは『にんげんクラブ』のホームページに載せるために、新幹線のなかで私が書いたレポートの一部です。私はともかく「いま一番大事なことは人材になることだ」と思います。心底からそう思っています。 では、具体的に、人材とはどのような人のことなのか。少しこのレポートの一部を見てください 1、人は①自主、自己責任で ②できるだけ他に与えよ ③できるだけ自由に ④できるだけ、好きなことや得意なことをし、 結果として、 ⑤世のため、人のためになることをし、 ⑥世のため、人のためにならないことをしてはならない。 そのために、 ⑦できるだけ学び ⑧できるだけ働くべきである。 2、世の中のすべては、 ①必然、必要といってよいようだ。 だから、 ②すべてを肯定して感謝して いつも ③楽しく生きよう、 これが、私がいま考えている人としての.正しい生き方です。 私がいう人材というのは 以上のように考えて、以上のように生きよう……と考えている人のことをいいます。 こういう人をとりあえず、一ヵ所に4、5千人集まってもらい、それらの人々の意識を上手に活用すればよい。そのために今年(2007年)の9月に「オープン・ワールド」を開催して、2日間で1万3千人以上の人を集めればよい。そのなかの5千人くらいはわかってくれるだろう。そしてわかってくれた人を中心に「型」をつくっていこう。そうすれば、彼らの「◯」に「丶」も入るだろうし、彼らの意識の3次元と6次元も繋げるであろうというのが、いま考えて私がやっていることなのです。 太田 私も、岡本天明の『日月神示』は以前、少し研究したことがありますが、つきつめて検討したわけではありません。 いま、『日月神示』について言うべきことは、西洋が幕末から日本を襲ってきたとき、それに対する何らかの批判というか反応というか、西洋に対する精神的な対処の必要性から、予言とか霊言とか神示とか霊感というものが生まれてきたと思います。 それが日本の幕末から現代まで、日本人のかなりの多数になんらかの印象を与えたり、引きつけたりする根拠は、日本人の太古以来の共通の伝統的な精神というかシャーマニズム的な精神の表現だったと思うわけです。 シャーマニズムというのは日本では外国に較べると、はるかに強く日本人の心の深層に残っていました。しかしシャーマニズムの基底からいろいろな予言とか予知とか神示が出てきます。私はそういうレベルを超えないと、いまの西洋(世界権力)の支配に対して、日本は対抗できないように思っています。 シャーマニズムとは太古からの日本人の言葉の結晶であり、過去として捨てたものの論理をちゃんと整理しないと、日本は西洋に対抗できないと思います。神示や予言・霊言というのは、いろいろなふうに解釈できます。解釈する人の主観によって異なります。それでは、西洋がものすごく理詰めに、計算ずくでやって来るのに対応できません。 しかし、私たちは日本の捨てたものの論理をちゃんと整理することによって、西洋の論理ではなく日本人の論理によって世界中の人々に、「人類はこうすべきだ」というベクトルを示すことができると思うのです。 『日月神示』その他の霊言書は当然、日本語で書かれていますが、この日本語は非常に多義的でいろいろな解釈をしないと、はっきりひとつの論理に証明されません。このままでははっきり世界中の人が、これは日本の論理だ、日本のヒステリーだと捉えられません。というふうに私は思っています。 日本人が知らない「人類支配者」の正体(2) http://sadomago.exblog.jp/10673951/
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